3.耳を塞ぐ「壁」の捉え方
人間には感情があり、「好き」「嫌い」といった感情をもつ。
人間、好きな食べ物、嫌いな食べ物、好きな性格、苦手な性格などがある。
生きていれば好きな言葉を言われて「嬉しい」「よかった」と思うこともあれば
「なんだよあいつ」「おまえ意味わからない」と言った嫌な言葉を言われて気持ちの整理がつかなくなったりする。
僕もそうだ。
知らないうちに、好きな言葉には敏感に反応する、嫌な言葉には耳を塞ぐ、話を聞き入れない、そんな習慣が身についてしまっている。
いわゆる「壁」をつくる。
この「壁」の使い方によっては「人生が豊かになる」そんな体験があった。
つい最近出来事、
1人15分の先生役を行い、他の人は生徒役として模擬授業に参加する。
生徒役は先生役の生徒の模擬授業の感想を書く教職の授業があった。
僕は自信があった。
「ツッコミどころのない授業をしてやろう!」
その気でしかなかった。
授業後に先生に
僕「フィードバックしたいのでみんなの感想見せてください」
先生「いいけど、恨みを持つなよ」
僕「いや、持つわけないですよ」
僕は先生の言っている意味がわからなかった
もっとよくなるために、みんなから客観視してもらった意見をフィードバックしたい。
恨みなんか持つわけない。
その気持ちでしかなかった。
実際、良いところはたくさん書かれてた
人を動かすのがうまい
準備がしっかりとしてスムーズ
堂々としている
などなど
正直、嬉しかった。笑
認められると嬉しい、気分がいい
しかし、悪いところも山のようにたくさん書かれてあった
説明が長い
専門性が浅い
などなど
「いや、こますぎん?」「そんなことなくね?」「意味わからんわ」
「恨みってこれか」
俺の第一感想だ。
この時先生の言っていた意味がようやく理解できた。
僕は自分にとって都合の悪いことを聞いて、耳を塞ぐ「壁」(聞く耳を持たないこと)を作りかけていた
(先生は嫌な言葉を聞いても友達を恨むなっていう意味だったと思う。)
そこで気がついた💡
嫌な言葉に限って意外とまともなことを言っているではないか。
図星すぎる。
だから嫌だなって思って耳を傾けず、「壁」を作って自分の主観的な世界を作ってしまうのではないか。
嫌な言葉
→自分が成長するために必要な要素
「壁」を作って自分独自の主観的な世界をつくるのではなく
→「壁」を乗り越えて新しい自分をつくる
に置き換えることができるのではないか。
だから僕の悪い点の
話が長い
専門生が浅い
の2点は僕が成長するために必要な要素と言える。
誰しもが嫌な言葉を言われていい気持ちはしない
しかし、嫌な気持ちになって「壁」を作り、聞く耳を持たないことは自分の周りに四方八方囲まれた壁を作っているのと同じ。
その人は囲まれた壁の中でしか成長できない。
その四方八方囲まれた壁を脱出(成長)するには昇る(目線をあげる)選択を取らないと新たな自分を発見できない。
目線をあげ、「自分がどうすれば成長できるか」
そこにこだわることができれば嫌な事もポジティブに捉えることができる!
人生が豊かになる!!
塞ぐ「壁」ではなく、乗り越える「壁」を作ろう!!
捉え方は自分次第!!